立ち読みする、しないでわかるS・Mの性癖嗜好
Sat.19.01.2008 Posted in 腐女子的雑記
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帰省に持っていっていた本のうち1冊はブックオフで購入したものだが、作家買いをしたものです。正直、コミックはまだ表紙買いができるのだが、小説は未だにT女史から勧められた作家さん以外を購入することを躊躇しているのが現状だったりする。

とりあえず立ち読みしろよっと、罵声が飛びこんできそうだが、ブックオフでもなんでもそうだが、基本私は立ち読みをして購入を決めることはないのですな。
つまりそういうことです。買って家で読むまでは、当たるも八卦当たらぬも八卦っつうことで、博打と同じ心境ということになるのです。

大袈裟やなあと言われそうだが、如何せんそんな性分なのだよ。楽しみは少しでも先延ばしにしてゆっくりと味わいたい。
そう、大好物を最後まで残すタイプなのだ。

そんな話を以前、男友達と飲んでるときに話したことがある。すると彼は、「それってMだよな」と一言。

「好きなものを最後まで残して、そんなに好きでもないものから食べるという行為に走らせる性癖なんだから、軽くMってことだろ?」
と、ニヤニヤしながらこっちの顔色を窺ってくる。

「え?でも、そんな身構えてやってることじゃ、ないんじゃないの?だって立ち読みして買うとか、好きなものを先に食べるとかって一緒なのか?」
と私も突然のM扱いに、モタツキナガラモ反撃。そんな私を軽く一瞥しながら、ビール片手に口を開く。
「一緒でしょ。楽しみを先延ばしにするかしないか。カテゴリ的に言えばそんだけだって」
そんなもんかなあと思いつつも、その先を促してみる。
「だってさ、究極、好きなものを最初に食べるか食べないか、読むか読まないかで、大体そいつがSかMがわかるんじゃないの。平たく言えばそれまでの我慢がラストで解放される快感へと繋がるってことだろ?我慢を強いられてまで快感を得ようとしてんだからさ」
「じゃあ先に好物を食べる人、立ち読みして買う人は”S”ってこと?」
「そうなるよね。どこに”S”要素が潜んでるんだって話だけど、自分の欲求に我慢を強いらないってだけで、結果そうなるんじゃないの?」
「うーん。それは説得力ないよ。だって、よく考えてみれば、本屋に時間潰しに行こうっていう人は違うでしょ?」

ここまできて、最初に好物を食べる・立ち読みして買う=Sという図式が成り立たないのも、ちと悔しいので食い下がってみる。

「そりゃだめだよ。こういうときは、『食べる』『買う』という行為が前提であってその他の情報を考慮したらキリがないじゃん。あくまでもそこ重要だぜ?」

なぜだか偉そうなダチだが、アンタがそういうならそこは妥協しようじゃないか。

「……例えばさ、さきに好きなもの食っちゃうヤツって、好きなものを最後まで取っておくヤツの好物を横取りしたりするじゃん。『残してるから、嫌いなのかと思って』とか言ってさ」

うんうん、そういうことあるね。

「だからさ、あれって実は知ってんだよね、好物だからコイツは最後まで残してるんだって。それをわかっててワザと横取りすんだよ。あれって、完全なる”S”だよな」

そう言って、私の目の前に取り置いてあった白アスパラの生ハム巻きに手を伸ばし、そのまま自分の口の中へと放り込んだ。

「なんで食べちゃうのよっ!好きなのに」
「な、そういうこと。お前は”M”で俺は”S”」

してやられたと、半ば強制的に感心はしてみたのだが、納得する部分は多々あるんだな。
でも立ち読みはどうなんだと、まだ不完全燃焼な感じだがその日はそれで終了。

まあどっちにしろ、この世の中にはとかく2つに分けるのが好きなようで、中間というファジーなカテゴリを嫌う傾向があるんだな。
所謂、『バイ』というやつなんだろうが、これはきっと”S”と”M”の中間の性癖だったりするんだろうか。

となると、こういう人たちは好物を最初に食べるのか、最後に食べるのか、そんなくだらないことを考えながら、結局、私は”M”だということがなんとなくわかったのであった。

なんだか中途半端な議論だし、全然説得力を持たない見解ではある。
やっぱり立ち読みはなんとなくヤツが言ってることとは違う気がするし。

それでもいちいち考えながら食べることはないのだが、なんとなく気になって本屋では色々と周囲をチェックするようになってしまった自分が悲しい。苦笑。

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