いやいやいや、純ロマの涙が出るほどの奮闘っぷりに毎週悶えてます。腐腐。
回を重ねるごとに、あんだけギャーギャー騒ぎながら見ていたエッチシーンも、今はニヤけた顔でとどまってます。はあ〜慣れって恐いわあ。
そんなオバサンの興奮熱を冷ますために、本日はBLではない本をご紹介。
近々で3冊連続してオノ・ナツメ名義で本が出るという、ファンとしては嬉しいけれどお財布としては微妙な気持ちな今日この頃。ラスト1冊は5月30日頃発売なので、多少は救われてます。
これはもうオヤジ好きぃな人にはたまらない本ですね。なにせ、魅惑的な老眼鏡紳士だけが働く「リストランテ・パラディーゾ」が舞台なのですからね(笑。
私の大好きなクラウディオは今回は少なめな出番で、ちょっとだけ悲しかったけどねー。でも、ヴァンナとテオの素敵な関係が知れたのは、なんだか得した気分になれました。
詳細は書きませんが、パラディーゾで働く本当に本当に愛すべき人々の、本当に本当に他愛もない日常なんです。でもね、その他愛もない日常はその人にとったらたったひとつの人生なんですよね。そのほかの誰のものでもない人生という舞台を、ちょっと覗かしてもらいながら一緒に幸福を味あわせてもらってる感じなんですよ。読んでいるだけで、なんとなくホッと呼吸ができる。そんな1冊ですね。
もうこれはね、
大好きだと大声で叫びたい!いや、叫べないので大文字で書いてみましたけどね(笑。
オノ本はキャラが本当に色気があるし、すべてが愛おしいと思えるくらいに生き生きしてるんです。飄々とした画柄をもつ風体からは想像もできないほどの熱情だったり、恐いくらいに冷えた劣情が、言葉の少ないその中からもキャラから滾々と伝わってくる。もうこっちはそれにどっぷりと絡め獲られて、中毒症のように貪り読んじゃう。特にこの五葉の頭である弥一に纏わりつくような暗くて重いような影がどうしようもなく魅力的でたまらない!
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イタリアを舞台にしている本を書いているときは、本当に上質なショートムービーを鑑賞しているような感覚なんですよね。なんだかちょっとアンニュイな雰囲気に呑まれながら、十分に堪能している自分が心地良いんですよ。まさにhealing musicを聴いているような状態に近い。
肩肘を張らないでいいんですよね、オノ・ナツメ本って。だからものすごく楽なんですよ。究極論をいっちゃえば流し読みをしていても苦にならない。だからといって疎かにしてるわけでもない。ゆったりのんびりと楽しめるという、とにかく私にとっては貴重なhealing bookであることには間違いないです。
ちょっとリラックスしたいとき、美味しい水を飲みたいとき、私にとっては必需本です。