本日は母の日〜!全国のママさま、いつもお疲れ様です^^ということで、ママにちなんだ本を物色。懐かしい〜一冊を掘り起こしてみました。
まあ正直、内容的にはまったく関係ごじゃりませんね。苦笑。
何度読んでも、中盤までは
「これって○○専かよっ?!」と慄いてしまいますよ…ははは。
仕事で小さな無人島を訪れた裕一は、ちょっとした手違いから、その島に取り残されてしまった! 迎えが来るまでここで生きていかなければならないのに、たった一人の同行者・サイテー上司の今蔵は、ふだん以上に役立たずでムカつく存在。二人きりの生活の中、鉄壁の外面のよさを誇る裕一も、次第にガマンの限界に達してきて…!ボーイズラブ界屈指の話題作が奇跡の登場!
うん。これはニッチな作品ですな〜(笑。
そのサイテー最悪上司である今蔵は、とことんイラッとさせてくれるんです。そりゃもうトコトン落ちるとこまで(笑。 でもその刺々しい読み手の憤然たる気持ちを払拭してくれるのが、外面の良さと人の良さ、そして人間性の良さを男らしく表現してくれる裕一なんですよ。
もうさ、彼が今蔵を一蹴する場面なんて、スカッとするからね。マジで。
突発的に起きた手違いによって無人島生活を強いられたこの2人なんだけど、やはり追い詰められるとその人間性が浮き彫りになるのよね(笑。 社内の噂どおりに見た目もブヨブヨなおデブさん、マザコンで我儘、トコトン自己中心的な上司・今蔵に心底愛想を尽かす裕一なんだけど、やはり根底は悪人ではないし頭も切れる男なので、結局は救いの手を差し伸べてやるんだよ。ちゃんと優先順位を考えられるように今蔵に諭すんだよね、助かる術や生き抜く上で必要な知恵を教え込んでやる。
今までは母の保護下から出ることができないでいた今蔵は、ある意味被害者のようなもの。幼少時からのマインドコントロール的な歪んだ愛情だけが正しいと教え込まれた結果、自分で考え行動することを無意識に手放して育ったんだからね。でも初めてそれが間違ってるんだよときちんと指摘してくれたのが、この裕一。けど二人っきりしかいない、助かるかどうかもわからないというサバイバルちっくな特殊な環境で、今までの人生を否定するような爆弾投下されたわけだから今蔵にとっては、そりゃもう天変地異のようなもんだよ。
しかもそれに加えて、裕一があの醜いと称された今蔵に欲情しちゃうんだから、人って究極切羽詰まると何が起こるかわかんないよなあ。よくさ、無人島でアンタと二人っきりになっても絶対にそんな関係にはならんよっ!とダチ同士で話たりするけど、あれって信憑性ゼロだ…と唸ってしまったもん(笑。
まあそんな風に裕一がエロ思考をモヤッとさせるのも、致し方ないと言えばそうなのよ。最初はそりゃもう酷い野郎だった今蔵も、徐々に裕一の言っていることが正しい、自分は間違っていたと認識し始めて改心していくんだよね。するともともと素直な良い子だからこそ、母親の庇護に甘んじてたわけなんだから、それを剥がしてしまえばただの世間知らずな大人しい従順な男だったわけよ。そりゃ確かに見た目はおデブさんでも、色は白くて肌はスベスベ、よくよく見れば黒くて丸い円らな瞳…とくりゃ、自分がマイノリティと自覚している裕一にとってこの禁欲生活の中で目が眩んでもおかしくない…かな?(笑。
まああっちもこっちもと、結局何にも知らない無垢な今蔵を色々と調教(笑)しちゃう裕一。特殊な状況で芽生える恋心は続かないといいますが、この関係は本物だったようです。
書き下ろしで無人島脱出後の二人が入ってます。徹底したバカップルに笑います(笑。
そんでもって、天然な無知って恐いわ〜と今蔵を少し同情を持った眼差しで見つめてしまうのよ。苦笑。何だかんだ言って、今蔵は無人島生活で生まれ変わったというか、新しく生まれたようなものなんで、精神年齢というか恋愛年齢は非常に低いということですね(笑。 ちなみに裕一は、今蔵が何にも知らないのをいいことに、ちょっと変態チックになってるよ。涙。
母の日なら、もっと関連付けた本を選べという怒号が聞こえてきそうですが、BLにそんなもの求めちゃいけないっ!(←開き直り
もうママのことはほっといて、死ぬまでバカップルでいてくれっ!

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