ついこの間までの夏日がなんだったのだ!と言いたくなるような天気が続いて憂鬱です。
どうせ、夏前には梅雨が来るんですから、早く初夏らしいそよ風と木洩れ日を味わいたいです…と無理やりタイトルとリンクさせてみました。苦笑。
今回からイラスト担当さんが変わってましたね。透明感があってよい感じです(笑。 いやいや、このメス花も6冊目となりましたね〜。思えば遠くへきたもんだ……
学位を取得した江南は、助手になることが内定し、ますます忙しい日々を送っていた。中でも腹膜炎で入院中の少年・松川孝志をめぐっては、事件の被害にあった可能性があるとして警察が捜査に乗り出してくる。江南を労りつつサポートする篤臣は、法医学者として鑑定を依頼され一つの仮説を提示するが…。以前より感じていた腹痛が悪化し、職場であり、江南の待つK医大附属病院へとうとう緊急入院することに。そこで待ち受けていたのは、ドS楢崎の内科診察&元気ハツラツ小田教授の執刀フルコースで―!? メス花シリーズ第6弾!! 全編書き下ろし!
もうこの話はある程度いきつくとこまでいっちゃってますから、これからどうのこうのは正直ないよなあと(笑。 でもなんだかそんな安心感を求めて読んでしまってるところはあるよね。それに普通に面白いし。なんかこの心境というのは、定番のホームコメディードラマを毎週見ちゃうのと同じだよなあ。ナニが起こるのかとか、そういうことじゃなくてそこにあるそのアットホームでいて楽しい家族たちを見ることで、一緒になってその幸福を味わって安心しちゃうみたいな。
結婚式まで挙げてしまっている2人だし、双方の家族もそれなりに認めてくれてるし、病院なのに同性同士の恋人に寛容だしと、突っ込みどこをあげれば切りないけど、BLファンタジーなんだからそれは当たり前という気持ちでスルーしないとこの共鳴し合える幸福感は得られないんだよね。
今回はちょっとした事件を巡って江南や篤臣が医師として成長していくんだけど、そんなことよりも篤臣の盲腸事件の方でそんなことが吹っ飛んだ感じだね(笑。 相変わらずなラブラブな2人なんだけど、それなりに切磋琢磨で成長していけている、ある意味とても理想なカップルになってます。「茨木さんと京橋君」に出てくるドS樽崎先生も洩れなく登場してるけど、盲腸事件ではカッチョよく仕切ってました。腐腐。まさか自分が、あんな風なカップルになるとはこのときは思ってもないのだなあと考えると、ちょっと笑えた。
このメス花シリーズは一種独特な路線だと思ってる。他のBLの目指してるものとは、あきらかに一線を画してるよね。BLでありながらもBLという枠を超えたハートフル小説というか、なんというか。もちろん、BLというカテゴライズをしている以上、それなりにエッチシーンは存在してる。してんるんだけど、もし朝チュンだとしても成り立ちそうな気がするよね。まあなかったら売れないのかもしれないけどさ(笑。 でもそれくらい、なんだか温かい2人の新婚生活記録なんだよなあ〜そんな幸せをお裾分けしてほしくて、読んでるのかもね。
ここまでくると、この先にナニがあるのか想像もできないけど、メス花はこの路線を崩さないで最後までアットホームな雰囲気であってほしいなあ。そう、かつての名作ホームドラマがそうだったようにさ。ね、そう思いません?

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