……いやあ、健康って
本当にすばらしいよね!それにしてもこんなしょうーもない森に、心優しいお言葉をくださったみなさま、ありがとうございます!ホント、みなさんのコメント読んでて嬉しくて熱も引っ込むってもんです!!
急激なのどの痛みがきた時点でイヤ〜な予感はしてたんですよ。その夜には38度を越え、昨日は39度を越えてうなされてました。余りにも高熱すぎて1人で病院にも行けず、とりあえず市販薬でなんとか動けるまで無理やりさげてから、今朝やっと行きつけの大学病院へ這いつくばっていってきましたよ〜涙。昔から扁桃腺が弱くてそっからウイルスにやられるパターンなんだけど、今回も血やら尿やら扁桃腺の細胞やら、もう色んなモン取られて検査したらやっぱり同じウイルスだった。しかもこのウィルス、子供がよく感染するものなんで大人がなるのは稀なんだよ…トホホ。リンパはめちゃめちゃ腫れて痛いし、固形物は飲み込めないし、もうとにかく熱は続くしダルいしで最悪っす。orz
とりあえず1週間は頑張って薬飲んで諸悪の根源をやっつけます!
でも笑っちゃうのが、高熱でうなされて寝れないから気を紛らわそうとBL読もうとしてる私の姿だよ。これって別の意味ですっごいウィルスに感染してるような気がするぜい(笑。
そうです!BL魂はこんなヘンテコリンなウィルスなんかにゃ負けんのです!!
…で、高熱の中、私を癒してくれた1冊がこ・ち・ら。腐腐。
そうです。昨今急激に自分の中で絶賛リスペクト中の藤たまき本です〜♪こちらの本もなかなか良かったですよ。
ひとつの屋根の下、他人同士でありながら、影郎とアタは、兄のように、弟のように、家族として暮らしている。まっすぐで健全な心の持ち主である影郎。傷つきやすく、そのくせいつも誰かに恋をしているアタ。ふたりは一番近くにいながら、恋人としてはもっとも遠い存在だったのだが・・・春を恋う少年達のラブ・ストーリー。
本当は純粋で透明で健気で、だからこそ不器用で不安定で儚げな男の子アタ。そんなアタが恋焦がれてる相手が幼い頃から一緒に育ったひとつ上の影郎。
影郎の家はその昔、行き場のない子供たちの駆け込み寺のような家だったんですよ。そんな訳アリの子供たちと一緒に暮らしていた影郎はとても面倒見のいい優しくて情に厚い青年。アタも訳アリで幼少時に影郎の家に母親に連れてこられたんだね。情緒不安定なアタの母親は、アタが男だということが受け入れられない人なのよ。でも見目が可愛らしくて小柄なアタは「愛(アイ)」という名を付けられ、女の子の格好を強いられてきていた。でもアタはちゃんと自分が男だって知ってるし、母親がそれを強いることで本当の自分が負けている、拒絶されてる気になるから女装や女の子扱いされると大泣きすることで否定をしていた。でもそんな状況から救ってくれたのが影郎なんだよ。女というキーワードから逃れたいアタに、偶然目にした「愛宕」の文字をさし、あの「愛」だって「アタゴ」って読むんだからお前は今日から「愛(アタ)」だと命名し初めて男の子として、本当のありのままの自分でいて良い居場所を作ってあげたんだよねえ。幼いのになんて機転のきく良い子なんだ!影郎!!
本当に幼い2人だったけど、互いを結びつける絆はとても確かなものだったんだ。
でもアタが影郎を想う気持ちに恋情を感じてしまった瞬間から、アタの中で何かが変わってしまった。変わったというよりも影郎を想う気持ちを隠すために、必死になって身代わりの男性を求めるようになってしまうんだよね。極力必要以上に影郎のソバに近づかないようにしよう、関わらないようにしよう、そうすればこの気持ちがバレることもない、バレなければまだ影郎のソバにいることはできるって思い込むんだよ。でも本当の愛で満たされることのない心は、いくら他の男と恋愛をしてみたって溢れることはないんだよ。もうアタが擬似恋愛に縋って痛々しくも抱かれる姿が切なくって悲しくってさ。
影郎は影郎でそんなアタの突然変わった生活態度をすごく心配するわけ。その心配はもちろん兄のような気持ちも過分に含まれてるんだけど、それだけじゃないってことはのちにアタと関わることになる影郎の親友・讃岐には見抜かれてたんだよね。人はいいんだけど、知らぬは本人ばかりという鈍感な青年なわけです、影郎は(笑。
色んな人を傷つけ、もちろん自分も傷つき悩んで迷いながらも、やっと、本当にやっと互いの気持ちが通じ合った瞬間はもうなんとも言えない気持ちが……。安心したというか、ホッとしたというか、見守っていた人たちがやっと答えを見つけてくれたかという感情ですかね?(笑。
身体がカラで軽すぎるから 重しがないと……
消滅してしまう前に…僕には身体がいる 恋人がいる (本文P34)
駆け足で大人になったアタと、ゆっくりとアタへの想いを育んでいた影郎の淡く切ない恋物語。いつも一番近くにいながら分かり合えなかった2人の焦れた関係が、心にじんわりと染み入る1冊となっております。
きっと読了後には、こんなに心優しい2人なんだから、絶対に絶対にずっと幸せでいられるよ、大丈夫だよって言ってあげたくなるハズですよ^^