体調も徐々に復活!!暴れなければ全然平気〜!だけどウロチョロ出来ない分暇と時間を持て余しているので積本の山を少しずつ解体中だす。少しでも減ればいいんだけど、また新たな本がピンポーンとドアの向こうからやってくる……orz
さてこのシリーズも、ついに3冊目となったんですね。なんだか月日のたつのって早いですわ。九號先生のおっとこ前な2人の表紙が相変わらずかっちょいーっす。でもこの2人が…って思うとBLって奥が深いよなあ。
颯洵と鋭が心を通わした1冊目「
この愛を喰らえ」と、スピンオフで鋭の義弟・亮と医者の藍川カップルの2冊目「
その純情を暴け」はこちら。

今まで夜の街が背景でしたが、今回は「檻」っすねえ〜。もちろんストーリーにも関係あるんですが、なんだかいい感じでエロカッコイイです。腐腐。
渡木阪鋭が緋賀組若頭・緋賀颯洵と恋人関係になってしばらくたつ。鋭の店に通う颯洵は、鋭を慕う弟・亮や津田たち元渡木阪一家の面々に睨みを利かせている。ある日、鋭は店の前で空腹で座り込んでいた男・村瀬を拾う。鋭は行くあてがないという村瀬を店に置くことに。一方、店に来ても素っ気無い颯洵の態度に、鋭は不安を覚えるが…。
元ヤクザの跡取り息子と現役ヤクザの若頭。どっちもそんじょそこらの男どもと一緒にしたらバチが当たります。骨の髄まで染み込んだれっきとした本物です(笑。 そりゃもう色んな意味大ありでバリバリの男の中の男な2人ですが、常人には計り知れない思惑と情が合い乱れて今じゃりっぱな恋人同士です。
もともとこの2人の捩れているようで実はもっとも単純で純粋な繋がりが、ヤクザという特殊な背景でとても新鮮でしたし、とてもじゃないけどなかなか想像できない2人のラブが成立することが面白かったんですよね。それになんと言っても受けの鋭が喘ぐシーンもなんともいえんのです。男が喘ぐっていうんならこうだろう!っていうくらいなんか
リアルにとことんまで男を捨てない姿勢がたまらんのです。そうなるであろうという過程における人格設定が見事なまでに男前なもんで、そりゃもうその
リアルとファンタジーとのギャップ感が面白いのですよ。
今回は驚くことにそんな鋭が颯洵に色恋に対してヤキモキと気を病むという、仰天設定になってました。ま、まさか鋭と颯洵がこんなにラブラブな状態になるとは意外過ぎて萌ました(笑。 もともとは颯洵の愛情に絆されて受け入れたような2人の関係。いつも恐ろしいまでの執着を見せたのは颯洵で、それを傍観してたのが鋭だったんですよね。断然パワーバランスは颯洵の方が勝ってたし、異常なヤキモチを焼くのも、歪であっても愛してるオーラを全身から発してたのも颯洵でしたよ。だから今回の話でここまで鋭が颯洵を好きになってたとはなあと、ちと感慨深いものを感じてしまった(笑。 より一層の深みに嵌っていく2人の関係が、まあいつもの如く因縁がらみヤクザがらみの事件勃発で、面白いように膨らんでいく件はワクワクしながら楽しみました。欲を言えばちょっと今回のキーパーソンになる村瀬の設定にもう少し厚みが欲しかったかなあとも思いましたが、きっとこれは単体で話が出てきそうな予感はあるのでよしにしておきます(笑。
にしても、一番驚いたのが
伊沢と津田だよっっ!!!……いやあ、これはどうなの?(笑。 っていうか、津田よ、それで本当にいいのかい!?と肩を揺さぶって問いたくもなりますが、それもこれもBLファンタジーの幸せってことでいいんすかね(笑。 でもたまさか津田が……つ、津田がぁ〜っ!!orz
これで打ち止め!っという言葉はあとがきになかったので、まだまだこのシリーズが続くことを願ってます。だって昨今のBL本では、ここまで甘くないエロスってなかなかないっすもん。こういう方が面白いよなあ。それに伊沢と津田の続きもみたいし(笑。 続編をまたまた激期待です^^