近所のブック○フが閉店にともない、私には考えられないセールを実施中。値札105円の本は
3冊で105円。300円以上の値札の本は
全て1冊105円!!このチャンスを腐女子が逃すわけがない!!たまたま前を通りかかった私は、もちろんカゴを手にして買いまくりましたとも(笑。 私の目指す棚の前にはすでにわき目も振らずにカゴを片手に買いあさる同類たちが!!その人たちのあまりにもスゴイ剣幕に、ちょっとたじろぎながらも16冊ゲット(笑。 買いすぎたー。でも安かったー!!(笑。
これはちゃんと新刊です(笑。 密林から届くの楽しみにしてたんだー。
祭河ななを先生のイラスト素敵〜!!
初めて好きになった相手・瀬良に求められるまますべてを捧げた満ち足りた日々。それは聡史の心に消えぬ傷を残し突然幕を閉じた。六年後――高校で教師を務める聡史はモデルとなった瀬良と再会する。過去のことなどなかったかのように、もう一度つき合おうと告白してくる瀬良に怒りを覚えながらも、会えば封じ込めていた想いが疼きだす…。同じ過ちを犯すわけにはいかない。そう心に刻んで聡史は瀬良を遠ざけることを決めるのだが…。
あー。好きですねー、こういう文章の書き方。柔らかい物腰ながらもきっちりとポイントは外さない描写は、読んでいても無理がなく自然と話へ入る導入剤的役割を果たしてくれてます。ラフ過ぎずかと言って形式ばってもないその語彙は、どこまでも好意的に受け入れられるカンジがして素直に最後まで楽しめました。
ストーリーはいたってBLファンタジーとしては普通な展開。学生時代に付き合っていた2人が片方の裏切りによって別れたが、数年後に偶然にも再会し、また恋の炎が再燃する。ってなカンジの内容(笑。
受けである聡史の苦悩は、すべて別れた原因からあるんですよ。聡史は本当に真面目で物事の裏表など一切考えない素直な人間。恵まれてはいたけど決して温かいとはいえない家庭で育っていた聡史は、瀬良のくれた愛情に本当に幸せを感じていたんですよね。でも二人はまだ高校生で、しかも相手の瀬良は人気者で遊びにもなれてて。それでも聡史は瀬良を疑うことはなかったんだよね。その現場を目撃するまでは。
結局、若い二人は瀬良の浮気で破局するんだけど、聡史の落ち込みは尋常じゃなかったってことだよ。本当に不器用で真面目で、人の愛情を知らない聡史にとって学生時代の瀬良との恋愛は、人生において最初で最後の恋だったんだよね。ひゃあー!こんな生真面目で生きていけるのかっ!?と心配しちゃうよ。まだ20代なのにすでに恋においては枯れちゃってる勢い。それだけ瀬良のことが好きだったんだけど、一切の連絡を絶つくらいの行動力はあるんだからすごい。そんな聡史の目の前に突然と現れたのは、モデルとして成功した瀬良だったのだなあ。
瀬良もまた学生時代の聡史との恋愛を引きずってたんだよね。聡史と違うのは、遊び人ってことで、ありがちな展開ですが、彼を忘れるために容姿に物を言わせて節操なく遊びまくったってとこ。で、そんな山を越えてたどり着いた答えは、やっぱり聡史を忘れられないってこと。聡史ともう一度やり直したいという気持ちに行き着いたんだよね。
目の前に現れてからはもうガンガン猛烈アタックが始まって、そこに教師である聡史の生徒の事件が絡んだりとしながら6年越しの恋がやっと成就。あっさりと落城された気も無きにしも非ずだけど、瀬良とのことを悩みに悩んでやせ細った聡史を見ると、一切の連絡を絶つってことはそれだけ強く激しい想いがあったからなんだよなあと変に納得したりしちゃったよ。聡史、よかったね。うん。
後半は相思相愛になってからの後日談なので、ラブラブっす。でもそんな中、聡史の天才的な天然キュートさが炸裂して激しく可愛いっっ!!瀬良との恋愛しかしらないから、ものすごく会話ひとつとっても不器用すぎて抜けてます。それにまた瀬良が激しく誤解したり動揺したり。まあそれは聡史も同様なんだけど。
兎にも角にも、素直で読みやすい文章なんで、あっという間に読了できます。ほんわか切な系っていうのか!?読み終わった後にちょっと口角が上がるような、柔らかくも温かい雰囲気を持っている作品です。キュートで微笑ましいBLとなってますので、午後のティータイムのお供にいかが?(笑。

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