腐女子の *MEMO to memo

memoという名の魔法のことば。 三十半ば過再デビューの腐女子的memo。TB・コメント大歓迎☆もちろんリンクもお好きにどうぞ。但し、blog内容に関係のないものはこちらで削除いたしますのでご注意を。


てのひらの星座

幼い頃からのいとこ同士って、オトナになるとなぜだか少しだけ疎遠になってしまうのは、イツの時代でも、オトコでもオンナでもあることだと思います。

仲がよければ良かった分、オトナになると照れくさい。何も無かったとしてもそうなのに、例えばちょっとしたことが子供ココロに残っていたら、きっと尚更だったよなあ。
そんなことを思いました。

てのひらの星座 (キャラコミックス)てのひらの星座 (キャラコミックス)
(2005/11/25)
穂波 ゆきね、桜木 知沙子 他

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可愛がっていた年下の従弟と7年ぶりに再会して、同居することになった大学生の瑞穂。ところが、昔はあんなに懐いていた円治が、別人のように瑞穂に冷たい…!? ひとつ屋根の下、ぎこちない関係を続けていた二人。そんなある夜、いきなり円治が「好きだ」と告白してきた!!しかも驚く瑞穂に、無理やりキスを仕掛けてきて──!?


可愛がっていた年下のいとこがオトナになって再会。
リアルでもよくあることで、記憶の中のいとこはいつまででも小さなときのままで、オトナになってからの再会で目の前にいる大人の形をしたいとこが信じられないときが間々ありますよね。

自分だって成長しているんだから当たり前のことなのに、なぜか不思議に感じてしまう。

このお話はそんな中にBL恋愛模様を織り込んでます。


小さい頃って、相手より自分がひとつでも年上だとものすごくお兄さんだとかお姉さんだとか勝手に思い込んで、はりきってその子を守ってあげなきゃとか、自分がしっかりしてあげなきゃとか考えたりしてたよなあと思い出しましたよ。苦笑。

大学生の瑞穂も類漏れなくそんな人間の一人。ただ、そんな思いを抱えていた子供時代にそう思っていた相手、いとこの円治の前で失態をして(たいしたことじゃないですが)年下に呆れられたと思い込んだまま大人になったという、ある意味純粋な青年です。

会えなかった月日は2人を身体はオトナにしてくれたけど、ココロはそのとき止まったまま。

色々な行き違いや思い違いが起こりますが、少しずつゆっくりと時間をかけて動いていきます。


桜木知沙子先生の原作ですが、穂波先生の画と見事にマッチした作品です。

甘々ではないですが、幼い頃に拙い字で書かれた約束をずっと忘れずに大切に大切にしていた円治の気持ちに気がついた瑞穂。

小さい頃一緒に見上げた星空。

欲しいと願った星空をこの手に掴むことができたなら。

そんなほんわかしたあったかい、優しい気持ちになれる一冊です。

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